私ごと

久保田絢子


1980年  東京都に生まれる。

2001年  建築学科在学中に拓画を習い始める。

2001年  拓画研究会主催の展覧会に出展。

2003年  建築や都市計画を学ぶ為単身ドイツに渡る。滞在中主に中欧から東欧を旅行し、都市、美術などの見聞を広める。

2004年  続けていた拓画表現に改めて興味を持ち、 ドイツでの建築学科進学を再考の為に帰国。

       拓画家である伯母”久保田南女”に本格的に師事し、拓画家を志す。

2011年  拓画サークルに復帰し、同サークルの展覧会に出展。さらに拓画印刷の販売を始める。

2011年  小学生対象のわくチャレ内で拓画教室を開講。

2012年  拓画、拓画印刷を製作、紹介、販売するためにOsterstr.18を立ち上げ、委託販売を開始。

2012年〜 青少年育成堀切地区委員会主催の堀切菖蒲まつり写生コンクール審査員をつとめる。

2012年〜 裏磐梯Hotel Grandeco内ショップにて拓画、拓画印刷の展示、販売を開始

2012年  ふくしま県民の森フォレストパークあだたらで拓画教室を開講し、同時にショップ内で拓画印刷の販売を開始。

2013年  拓画作品を東京都葛飾区が買い上げ、オーストリアウィーン市フロリズドルフ区に記念品として寄贈。

2013年  朝日カルチャーセンターにて拓画講座を開始

2013年  ふくしま県民の森フォレストパークあだたらで個展を開催。

2013年〜 浅草雷門横 ”黒田屋本店” にて拓画印刷商品販売開始。

2013年〜 谷中 ”寿庵” にて拓画印刷商品販売開始。

2014年  銀座たてもの展2014年 “Nakagin AIR2014 ~中銀レジデンス” に参加。

2014年  新潟県十日町市 ”Gallery6坪” にて個展開催予定。

2014年〜 高島屋ローズサークル主催のカルチャーセンターにて拓画講座を不定期で開講。

2014年〜 葛飾区との共催事業として”かつしかシンフォニーヒルズ”で、拓画展とワークショップを開催

2015年〜 香styleのブランドデザイン、商品開発、運営などに携わる。


  現在は各地で拓画を制作する傍ら、拓画、拓画印刷の展示販売、さらにイベントや学校、カルチャーセンターなどでの

  拓画教室を行っている。

  また、Osterstr.18として商品デザインなどの仕事にも携わっている。

拓画について

拓画とは、実際の植物を版にした版画と絵画を併せた世界に一つの芸術のこと。

1:採集、構図 ・・・・・・花材を採取し、摺りとる構図を決める。

2:展圧    ・・・・・・構図にあわせて花材を圧す。

3:噴霧    ・・・・・・展圧した花材に拓画用墨汁を噴霧する。

4:転写(ローラー掛け)・・墨汁のついた花材に和紙を乗せ、ローラーを掛けて摺りとる。

5:彩色    ・・・・・・転写して摺り上がった墨絵の状態のものに透明水彩絵具で彩色する。

6:捺印    ・・・・・・作品の隅に雅印などを捺して完成。


*拓画と拓画印刷の違い

  拓画は植物そのもの実寸の作品であるのに対して、拓画印刷は拓画を加工し、便箋、ハガキ、カレンダーなど

 身近に使いやすい商品として二次的に製作したものである。


*拓画製作法の詳細はこちら

“Osterstr.18”について

このサイトと、拓画、拓画印刷物を販売する際の屋号。

由来は、作者のドイツ滞在時の住所である。

縁の方々について

宮地 北南

  絵心のない人に簡単に楽しめるものをと拓画を開発、拓画の特許を取得。

  日本拓画研究会を創立し、通信教育などを行った。



久保田 南女 日本拓画研究会会長、アメリカネーチャープリント名誉会員

  美術大学を卒業後、染織家として活躍した経験を生かし、夫の洞賢氏とともに海外で

  ワークショップを行ったり、千葉県市原市から依頼を受け、市内姉ケ崎公民館で拓画教室を

  開いたりと、父、北南氏の考案した拓画の普及活動を続けている。


久保田 洞賢

  退職後、書道の経験を生かし落款を製作。拓画とともに作品を飾っている殆どの落款を制作した。

  南女氏の作品の多くの表装は 洞賢 氏によるものである。

  また、南女氏とともに国内外での拓画教室、篆刻教室、ワークショップを行った。